L型擁壁製品
ミルウォール
特徴
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道路土工-擁壁工指針に準拠したL型擁壁です。
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ミルウォール<H600mm~H3000mm>、HIミルウォール<H3100mm~H7000mm>まで、それぞれ100mm毎のサイズを用意し、各種設計条件(礫質土用、砂質土用、粘性土用)に最適な底版長が選択でき、その他特殊条件等にも対応可能です。
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内カーブの施工は道路曲線に対し、最小半径R=30mまで可能です。(H600mm~H3000mm)
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道路の縦断勾配に対応できる専用嵩上げブロック(2.5%,5%,7.5%,10%)も用意しております。
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工場製品を機械化施工する事により、現場作業が大幅に短縮され、施工能率の向上、工事の省力化が図れます。
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国土交通省を始めとする、公共工事に多くの納入実績があり、その安全性が確認されております。
《ミルウォール》
《フェンスTPウォール》
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フェンスTPウォールは、耐雪型ガードパイプや造成地のネットフェンス等を建てる基礎部がL型擁壁と一体化されており、従来はL型擁壁を設置したのちフェンス等の基礎を設置していましたが、その二度手間をなくす事により施工スピードのアップが図られ、又基礎部の一体化により歩道幅員や造成地面積を最大に生かすことができます。
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基礎部が壁の外側に張り出した外フェンス基礎タイプ、歩道側に一体成形となる内フェンスタイプ、造成用フェンスの規格に合わせ壁の天場に小型の基礎部を一体成形とした造成地用タイプの3タイプをご用意しています。
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防護柵に作用する荷重は水平力0.39kN/m、鉛直力0.59kN/mとして設計しています。
[(社)日本道路協会発刊 「防護柵設置要綱」 による]
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外フェンス基礎タイプでは、ガードパイプの基礎に要する幅員を全く必要としません。
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内フェンス基礎タイプでは、従来の400mmから240mmへ大幅なコンパクト化が実現します。
有効幅員を最大限に活用でき、オープンワイドで美しい歩道空間を創り出します。
底版穴あき構造により、注入による底版モルタルの充填確保・施工スピードを大幅にアップ。
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手間がかかる上、目視確認のできない「空練りモルタル敷きならし工法」を改善し、120mmの大口径注入孔からモルタル をL型擁壁の底版に注入し充填する工法です。
ガードパイプの施工精度確保とスピードアップ。
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L型擁壁を精度よく据える事により、パイプ支柱基礎のとおり、支柱間隔が高精度に保たれ、支柱建て込み後のビーム組立時に要する微調整作業が大幅に省かれます。